小笠原亨(Toru OGASAWARA)<研究>
研究テーマ
コスト・マネジメント
企業のコスト構造や投資行動に関する研究を行っています。
市場の不確実性や経営戦略によって、企業の投資行動やコスト構造がどのように異なるのかをアーカイバルデータから推定し、日本企業における平均的な行動パターンや全体的なトレンドを明らかにすることを目指しています。
大学院時代に日本管理会計学会のスタディ・グループに所属してから継続している研究テーマで、2022年には日本会計研究学会の若手研究者奨励研究にも採択されました。こうしたアーカイバルデータをもちいた統計分析については、2025年には日本管理会計学会全国大会の統一論題で登壇予定となっています。
業績評価
個人あるいは部門の業績評価について研究しています。
業績評価に利用される会計指標や評価プロセス、インセンティブ等の違いによって人間の行動がどのように変化するかを明らかすることが目的です。
大学院時代から取り組んでいる研究テーマです。メルコ学術振興財団(現 牧誠財団)の助成を受けて、2020年には博士論文の一部をアメリカ会計学会の管理会計セクションで報告することもできました。
現在は、チームで事例研究に取り組んでおり、成果の一部を2022年および2024年に日本原価計算研究学会の産学連携コスト・フォーラムで報告しました。
主要な研究業績
業績一覧は researchmap をご覧ください。
論文(査読あり)
書籍(分担執筆)
一般向け記事
雑誌
財務諸表分析の新たな挑戦
(2022年/分担執筆)
管理会計10のエビデンス
(2021年/分担執筆)
Web